初めて株式をする方はこちら

「株を始めたいと思うのですが、よくわからない」という方のために何から始めればいいか?いくらから始めればいいか? という疑問にお答えします。

いくらから始められるの?

株は20万円からでもかなりの銘柄を買う事ができます。

「一番よくお客様に聞かれるのは、『どれぐらいの手持ち資金から株式投資をはじめられるのか?』ということです。昔は株式投資を始めるには最低100万円以上は必要と言われていましたが、今では20万円以下の金額でもかなりの銘柄数に投資することが出来ます。
例えばA株は、今年の3月末頃には1株の株価が17万円前後であり、1株買うことによって得られる年間配当額が4000円前後でした。ちなみに配当は平成20年3月までは特例措置で10%の税金がかかるだけですから、年間3600円の配当金が見込めます。更に平成18年11月現在は1株19万円前後ですから取得したA株を売却しても利益が出ます。もちろん、あくまでもこれは成功例ですが…」

口座開設はどうすればいいの?

口座を開設するには?

「実際に株を始める場合ですが、今までに株式投資を経験したことがない方は、まず証券会社に足を運ばれ、取引口座を開設してください(※インターネットでも口座開設はできるが、自分で勉強が必要)。これには自動車免許証や保険証などの本人確認の書類と、取引印鑑が必要で、口座開設自体には手数料はかかりません。また当社では口座開設後の管理料も不要ですが、規定によって株は『証券保管振替機構』に預けていただきます。これは株式の名義書換などの手続きを簡便にするとともに、当社にもし万が一のことがあってもお客様にご不便をおかけしないようにするためです。」

手数料ってどのくらいかかるの?

株の売買にかかる手数料について

「株を売買する際には手数料がかかってきます。例えば当社では、20万円以下の株式を購入するときは2,625円の手数料がかかります。約定代金(有価証券の売買が成立した値段に株数をかけた金額)の1%が目安で、決して安くはありません。インターネットで株式の取引をすれば手数料はもっと安いと思われます。しかし手数料が安くても運用パフォーマンスが悪い場合も多々あります。ゴルフのキャディーの役割を果たすのが対面営業を行っている証券会社の役割だと考えてみてください。ゴルフのコース上でその日特有の風を読みきり、かっかと頭に血が上っているプレイヤーには冷静になるようにとアドバイスをする。我々も手数料に見合うキャディーの役割を果たしたいと日々努力しています。」

銘柄はどうやってえらべばいいの?

どの株を買うか?リスクはどれくらい?

「どのような銘柄に投資すればよいかという問題ですが、これはお客様の投資資金がどれくらいか、またどの程度のリスクを取っても構わないかといったような、お客様一人一人のリスク選好度を考察しながらご相談を受けさせていただいています。株式投資は元本が保証されていないリスク商品ですので、当初の予定に反して値下がりしてしまうケースもあります。また配当額も事前に確定しているわけではなく、日経新聞社などが合理的に予想した金額が表示されているに過ぎません。ですから私どもは出来るだけ、お客様一人一人の特性に見合った銘柄を、ご相談に応じておすすめさせて頂くようにしています。例えば値動きが大きい銘柄を好まれる方、逆に大損するのは嫌だから比較的値動きが少なくて配当が多い銘柄を好まれる方、はたまた少々株価は割高でも夢と希望に見た溢れた新技術を保有するような銘柄を好まれる方、本当に十人十色です。このような様々なお客様の意向に合わせて営業担当者が、その都度財務データやチャートを調べてご希望に叶う銘柄を選択するようにするのです。」

株主優待で選ぶ方法も

「例えばB株があります。ここは鮮魚専門店で、1株11万円前後で配当は2500円ぐらいなのですが、年に一度、株主優待で3000円相当の魚が送られてきます。以前この株を買われたお客様には、2500円という約2%の利回りと3000円の魚で、魚もおいしかったと喜んでいただけました。」

株を買って配当が出たら?

「取引が成立すると、昔は株券をお渡ししていましたが、2009年1月には株は電子化されて株券はなくなるので、当社では規定により『証券保管振替機構』に預けていただきます。よって、お客様には有価証券の預り証をお渡しします。その後は株の値動きなどを知らせる月次報告書などをお送りします。

さらに、前頁で触れたA株を例に挙げると、今年3月末に約17万円で買われた株に対して、配当金2000円のうち税金を10%天引きした1800円の郵便為替が9月末ごろに郵送されています。また、9月末まで売却されずに持っておられた方には、12月末にまた1800円の郵便為替が送られる予定です。配当はこのようにお客様に届きます。」

会社の財務内容を知る
「株を始めたいけど損はしたくない、という方は多いと思います。ではどういう会社なら投資のリスクが少ないかですが、数ある着眼点のひとつとして『会社四季報』などで各社の財務内容を見るときに[利益剰余金]の項目と[自己資本比率]の項目に注目するというのはいかがでしょう。[利益剰余金]が多い会社は比較的お金をたくさん持っていると考えられますし、[自己資本比率]が高い会社は比較的経営が安定している会社だと思われるからです。もちろん現在や将来の業績も大切なのは言うまでもありません。」

株式投資で成功するためには

株で成功するために

「株投資で成功する人とは
・自分の指標を持っている人
・資金配分のうまい人
・決断のできる人
などが挙げられます。

初めての方は実際に買われる前に、シミュレーションで体験を積まれるといいのでは。また、証券会社の営業マンにどんどん相談してみてください。相談は無料ですし、ビジネスですから気兼ねも要りません。

今後の日本株は、上下変動はありますが、今年の新高値を抜ける相場が来年は出てくるのではと期待しています」

マネーゲームと考えず、企業を応援する気持ちで

「インターネットを利用したデイ・トレーダーが増えた事や、ライブドアや村上ファンドの事件もあって、株の取引がマネーゲームのように、悪く見られることもあるかもしれません。しかし、ばくち場のようなスタンスではなく、ある企業を応援するサポーターという考えで株を持っていただけたらと思います。愛着のある、それこそ就職したいと思う企業を長く応援するつもりでその株を持つ、それが投資の王道だと思います。

また『麦わら帽子は冬に買え』とも言われますが、気になる企業の株を人気がないときにこつこつ買っておくというやり方もあります。

当社は日本株式のスペシャリストを目指し、営業社員の全員が来年には認定テクニカルアナリストの資格をとる予定です。また大手証券会社と違って社員に転勤がありませんから、3代前4代前からというように、世代が変わっても長くおつきあいいただけることを目指しています」

徳島合同証券株式会社
代表取締役社長
泊 健一

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